スケッチから表紙まで!

フライデー・フラッシュバック 003カバーストーリー

今回のフライデー・フラッシュバックは、半年ほど前にさかのぼり、コミコン・インターナショナル2012のスーベニア・ブックを紹介しよう。この年の巨大な本は、ジョン・ロミータ・ジュニアがペン、クラウス・ジャンソンがインク、ディーン・ホワイトがカラーを担当した素晴らしい表紙だった。その表紙がどのように出来上がったか、ぜひご覧いただきたい。 いつものように、画像をクリックすると拡大表示され、この場合はスケッチから印刷された作品まで、カバーのかなりきれいな経過を見ることができる!


まずはJRJRのオリジナル・スケッチだ。2012年のアニバーサリーテーマのひとつは、マーベル・スーパーヒーローの50周年であり、特にファンタスティック・フォーが1961年に出版社にコスチューム・ヒーロー・コミックを復活させた直後に登場した5人のヒーローだった。

2つ目はジョンのフルペンシルで、とてもリッチで細部まで描き込まれているため、そのまま表紙用に掲載したくなった!2012年に50周年を迎えた5人のヒーローは、(左上から時計回りに)アイアンマン、ソー、アントマン、ハルク、スパイダーマン。マーベルのレジェンドたちが勢揃いし、長寿を誇っていることからわかるように、1962年はとても良い年だった!

3つ目は、クラウス・ジャンソンの素晴らしいインクだ。クラウスとジョンは、スパイダーマン、ウルヴァリン、ソー、アベンジャーズ、そして新しいマーベル・ナウ!版のキャプテン・アメリカなど、多くの素晴らしいマーベル・キャラクターとストーリー・アークでコラボレーションしてきた。

第4段階はもちろんカラーで、ロミータ・Jr.とジャンソンのコラボレーターであるディーン・ホワイトがアートを仕上げるのに最適だった。ディーンは、『キック・アス』の両シリーズを含むジョンのコミック・シリーズのカラーリングで知られ、また、ジャック・カービー、スティーブ・ディトコ、ジョン・ロミータによるオリジナル・コミックの表紙を基にした一連のマーベル・マスターワークスの表紙を、『ファンタスティック・フォー』、『アメイジング・スパイダーマン』などのトレード・ペーパーバック版で描いている。

最後に、50年前に初めて世に出たヒーローたちのパワーと回復力を紹介する、活字で出版された最後の表紙がある!