コミック・コン・アーカイブからの貴重な写真とアート

フライデー・フラッシュバック001:コミコン・チームアップ!

ジム・ステランコとジャック・カービー(1970年代前半)

1970年代初頭、コミコンのライブ・スケッチ・イベントでステージに立つステランコ(左)とカービー。二人ともキャプテン・アメリカの仕事で知られ(カービーはキャップの共同創作と度重なるストーリーで、ステランコは60年代後半に盾を振り回すヒーローの心を揺さぶる3つの号で)、これほど畏敬の念を抱かせるクリエイターのタッグがどのコンベンションでも見られるだろうか?

ウィル・アイズナーとギル・ケイン(1975年)

1975年、エル・コルテスで開催されたコミコンのディーラーズ・ルームで、コミック・アート界の二人の巨人がこの特別な瞬間に何を語り合っていたのか、壁のハエになって聞いてみたいと思わないだろうか?ウィル・アイズナー(左)もギル・ケインも、その素晴らしいアートとストーリーテリングは言うに及ばず、コミックに関する知識と意見で知られていた。これは魅力的な会話であった可能性が高い!

マーフィー・アンダーソン、ジェリー・シーゲル(1983年)

1983年のコミコンで、シルバーエイジのアーティスト、マーフィー・アンダーソン(左)とスーパーマンの共同制作者ジェリー・シーゲル。DCコミックスのホークマンとスペクターの作品で知られるアンダーソンは、スーパーマンのインカーとペンシラーを務めたカート・スワンによる「スワンダーソン」チームの一員でもあった。ふたりは何十年もの間、スーパーマンのキャラクターを決定づけた。1983年はスーパーマン生誕45周年、2013年は鋼鉄の男生誕75周年にあたる。

ジェリー・シーゲル、ジョー・シャスター(1983年)

スーパーマンの共同創作者である両氏がコンベンションに登場するのは、おそらくこれが最後となるだろう。ジェリー・シーゲル(左)とジョー・シャスターはスーパーマンを生み出し、業界全体を飛躍させた。

アラン・ムーアとジャック・カービー(1985年)

ジャック・カービーがアラン・ムーアの書いたストーリーでどんなことができるかは想像するしかない。この写真は、1985年にアイズナー賞の前身であるコミコンで初めて開催されたカービー賞で撮られたもの。ムーアがアメリカのコンベンションに登場したのはこのときだけだった。