マルク・ベルナルダンの『言葉の貪食者

言葉を喰らう者 049:フィードバック・ループ

漫画を読むオオハシ
マルク・ベルナルダン

私たちは皆、マスメディアに携わっている。つまり、私たちが書く文章は観客に見せるためのものだ。たとえ私たちが常に作品の最初の読者であったとしても、最後の読者にならないようにする計画だ。

特に初期の段階では、フィードバックが重要だ。私たちの頭の中や初稿ではうまくいっても、私たちが目指しているものを熟知していない人にとってはうまくいかないかもしれない。そして、人々からフィードバックを得る必要があるのと同様に、フィードバックを与える必要もある。(私たちは共同体であり、互いに気を配らなければならないのだ)。

そこで、私が個人的にフィードバックに求めるものと、フィードバックする際に提供したいものを紹介しよう。

フィードバック
1.読者を選ぶ

複数の意見を求めなさい。必要なのは、さまざまな場所や視点から作品に臨んでくれる人たちであり、そうすれば、彼らが同意する部分や同意しない部分を知ることができる。あなたが信頼し、真実を話してくれる人を選びましょう。ここでは嘘はいらないし、優しさも必要ない。

2.欲しいものを求める

私の友人はよくこう言っていた。"君は優秀だと言ってほしいのか、それとも何が壊れているのか教えてほしいのか?"とね。正直なところ、どちらも価値があるからだ。書くことは孤独な信仰の跳躍であり、時には本当にちょっとした自尊心が必要で、自分が狂っていないと誰かに言ってもらいたいものだ。個人的には、新しいものを書き終えるたびに、書き方を完全に忘れてしまったのかどうか不安になる。私たちは皆、程度の差こそあれ、詐欺師症候群に悩まされているので、誰かに「これを書くのはクレイジーじゃなかった」と言ってもらうことは助けになる。しかし、作品をより良いものにするためには、誰かに自分の改善点を教えてもらう必要がある。私からのアドバイス:両方のことをいろいろな人に頼ること。

3.議論しない

注意書きに反対したい誘惑に駆られるかもしれない。その衝動と戦うのだ。耳を傾け、吸収するのだ。読者をうまく選んでいれば、たとえその注釈に必ずしも同意できなくても、その注釈には必ず理由がある。時には、より大きな病気の症状であることもある。覚えておいてほしいのは、提案されたすべての変更をする必要はないということだ。良くなると思うものは取り入れ、悪くなると思うものは残す。誰かがあなたにお金を払うまで、それはすべてあなたのものです。

4.個人的に受け止めない

繰り返しになるが、読者をよく選んでいるのなら、彼らがあなたとあなたの作品をできる限りよく読ませようとしていることを知っているはずだ。あなたが頼んだことをやってくれているのだから、彼らに腹を立ててはいけない。ただ、腰を据えて仕事に戻る準備をするのだ。書くことは書き直すことである。


フィードバック
1.正直であること

残忍になるな。誰かがあなたに考えを求めたのなら、彼らはうまくいかないことについて叩かれることを望んでいないし、その必要もない。意地悪はいけないが、嘘もいけない。それは、編集者、経営者、購買層から報われない優しさだ。医者のようになれ:まず、危害を加えないこと。

2. ショットを選ぶ

ある友人が言っていたのだが、人は3つの批判しか吸収できない。だから、その3つをよく選び、改善が必要な最も重要な部分をターゲットにするようにするのだ。(そして、薬の前に少し砂糖を入れること。)

3.彼らのために仕事をしない

脚本を悩ませている問題のひとつに、完璧な解決策が見つかるかもしれません。提案や修正の可能性を提示することはあっても、決して書き直しを提案してはいけない。脚本家に修正を与えれば、彼らは今日も食べていけるだろう。時には、脚本家は正しい方向への後押しが必要なのだ。


マルク・ベルナルダンの『言葉の破壊者』は、毎月第3火曜日にこの トゥーカンに掲載さ れる!

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