マルク・ベルナルダンの『言葉の貪食者

言葉を喰らう者 046:リスニング・ポスト

漫画を読むオオハシ
マルク・ベルナルダン

何を書けばいいのかわからなくなるときがある。何を書けばいいのかわからなくなるときだ。(また、ロードマップを持たずに、思いつくままに書いている場合にも当てはまる......しかし、思いつかなくなる)。

指が動かなくなったら

私の中では、インスピレーションやモチベーションの欠如のように感じられる「作家のブロック」とはちょっと違う。これは違う。料金所で料金不足に陥ったようなものだ。

ちょうど私が取り組んでいる長編プロジェクトで、そのようなことが起こった。執筆は順調に進み、アウトラインのおかげで軌道に乗ることができた。

(簡単な余談:私にとってアウトラインは自信の松葉杖だ。書き始める準備ができたことを教えてくれる。今書いているような200ページを超える大作には、アウトラインは必要だ。旅が長すぎて、コースを決めないわけにはいかない。20ページのペラ本の場合、アウトラインはストーリーの構成に役立つというより、ページの切り替わりやスプラッシュをプロットするのに役立つ。テレビのパイロット版を書いている場合、私はしばしばアウトラインを書き始めるが、それは自分の頭を適切なスペースに置いて実行に移し、大きなビートを作るのに役立てるためである。何事にも言えることだが、あなたの判断は異なるかもしれない(笑)。

さて、新しい章に取りかかろうとしたとき、入り方がわからなくなった。アウトラインのチャプタースラッグをずっと見ていたんだけど、それを分解しようとすると、どうしても分解できないんだ。

結局のところ、本はその章を必要としていなかったのだ。結局のところ、本はその章を必要としていなかったのだ。

どんな物語も、しばらくすると、それが何になりたいのか、どんな形にしたいのか、自分自身の最高のバージョンになるために何が必要なのかを教えてくれる。コツは、耳を傾けることを学ぶことだ。私たちはしばしば、未知のものを突き進み、今までになかった新しいものを作ることができるような計画や意図を持って作品に臨む。もちろん思い上がりだが、書くことはすべてそうだ。私たちは、自分たちこそが新しいものを提供する価値があると考える胆力がある。

しかし、そのプロセスの一部、少なくとも私のプロセスの一部は、ストーリーが送っているシグナルに耳を傾けることだ。書くのがとてつもなく難しい場合は、それに耳を傾け、その理由を探る必要がある。ストーリーを間違って伝えているのかもしれないし、違うアプローチが必要なのかもしれないし、ストーリーのこの部分は必要ないのかもしれない。

つらいときは、なぜつらいのかを考えてみる。

だからといって、つらいときにあきらめる必要はない。困難であるべきものもある。あなたが鍵を開けるまで、商品を手放すことを拒む話もある。時には、ただ仕事に打ち込むしかないのだ。

ストーリーそのものが道を照らしてくれると信じることを自分に許すまでは、どう進めばいいのかわからないだろう。


マルク・ベルナルダンの『言葉の破壊者』は、毎月第3火曜日にこの トゥーカンに掲載さ れる!

執筆者

出版

更新